コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›リスク管理(保険)

先進医療特約

3級から

FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。

公的医療保険ではまだカバーされない高度な治療(先進医療)を受けたときに、その費用を給付金でまかなうための特約です。

給付の対象かどうかは、療養(治療)を受けた時点で厚生労働大臣が定める先進医療に該当するかで判断します。技術だけでなく、適応症や実施する医療機関などが所定の要件を満たすことも必要です。契約した時点で先進医療だったかどうかではありません。先進医療は入れ替わるため、この違いがよく問われます。

先進医療の技術料は公的医療保険の対象外で、原則全額自己負担です。しかも高額療養費の対象にもならないため、重粒子線治療・陽子線治療のように技術料が数百万円になることもあります。だからこそ、少額の保険料で備えられるこの特約に意味があります。

なお、受け取った先進医療給付金は非課税です。

給付対象の判定は「療養を受けた時点」

試験では「契約時に先進医療だった治療なら、将来も必ず給付される」という肢が出ますが、これは誤りです。先進医療の対象技術は追加・削除されるため、契約日では固定されません。

たとえば契約後に対象へ追加された治療でも、実際に受ける日に先進医療として指定されていれば給付対象になり得ます。反対に、契約時には対象でも治療日までに指定から外れれば対象外です。契約日ではなく治療日を基準に判定します。

技術料は全額自己負担・高額療養費の対象外

先進医療を受けたときの費用は、通常の診察・検査部分と、先進医療の技術部分に分けて考えます。

表:先進医療にかかる費用の扱い

重粒子線治療・陽子線治療などでは技術料が数百万円になる場合があります。先進医療特約はこの自己負担部分を給付金で補います。受け取った先進医療給付金は非課税です。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「契約時点で承認されていた先進医療のみが給付対象」は誤り。判定は療養(治療)を受けた時点(超定番のすり替え)

  • ・

    「入院した時点で公的医療保険の対象か」で判定するのは誤り。判定軸は療養時に先進医療に該当するか

  • ・

    「先進医療の技術料は高額療養費の対象になる」は誤り。全額自己負担で高額療養費も使えない

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 金融庁:保険会社向けの総合的な監督指針
内容確認・法改正への対応方針を見る →

関連用語

  • 確定年金
  • 有期年金
  • 第三分野の保険
  • 傷害保険
  • 就業不能保険・所得補償保険
  • 特定(三大)疾病保障保険
  • 保険業法と募集規制
  • 保険法

アプリで解いて覚える

App Storeで無料コツコツ FP3級App Storeで無料コツコツ FP2級
コツコツFPについて詳しく見る →

読みもの

FP学習コラム読む →アプリのはなし準備中 →

先進医療特約を、問題で身につける

『コツコツ』は、この用語が出る一問一答から本試験レベルの問題まで“つい解いてしまう”学習アプリ。まちがえた問題は忘れかけた頃に自動でまた出るから、用語がちゃんと記憶に残ります。FP3級・FP2級、どちらも無料ではじめられます。

アプリについて詳しく見る →
App Storeで無料コツコツ FP3級
コツコツ FP3級をスマホで開くQRコードスマホで開く
App Storeで無料コツコツ FP2級
コツコツ FP2級をスマホで開くQRコードスマホで開く

本用語集は試験対策用の一般情報です。個別相談ではありません。詳細・編集方針

← 用語集の一覧へもどるリスク管理(保険)の用語一覧コツコツFP(FP3級・2級の独学アプリ)FP学習コラムアプリのはなし(準備中)