コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›リスク管理(保険)

有期年金

2級から

FP2級から出てくる用語です。3級では覚えなくて大丈夫です。

ある一定の期間内で、かつ被保険者が生存している間だけ年金が支払われる、個人年金保険の1つのタイプです。「◯年間、毎年◯万円、ただし生存中のみ」という条件が付きます。

なぜ「生存中のみ」なのか 「有期」は「期間が有限」という意味ですが、これは表面的な説明です。理由は次のとおりです。

  • ・有期年金は「受け取り人が生きている」ことが前提
  • ・保険会社の約束は「生きている間なら支払う、死亡したら終了」
  • ・そのため「◯年間か被保険者の死亡のいずれか早い方まで」という構造になる

言い換えると、確定年金は所定の期間中なら生死を問わず支払われ、有期年金は所定の期間内かつ生存中に限り支払われる、という違いです。

確定年金との対比(責任の確定性とリスク)2級からひらく ▼とじる ▲

確定年金と有期年金の違いは、「誰の視点で確定しているか」に集約できます。

表:確定年金と有期年金の本質的な違い

有期年金は死亡のリスクを受給者が負うタイプなので、保険料が安くなります。

保証期間付有期年金(確定化させる工夫)2級からひらく ▼とじる ▲

有期年金であっても、保証期間付有期年金にすれば、保証期間中は生死を問わず支払われます(確定年金的な保障)。

例えば「10年有期+保証期間3年」という設定なら、最初の3年間は受給者が死亡しても残りの年金が遺族に支払われ(確定化)、4年目以降は生存要件が復活します。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「有期年金は所定の期間内かつ被保険者が生存している間だけ受け取れる」は正しい。確定年金は所定の期間中なら生死を問わず支払われる点と対比して押さえる

  • ・

    「確定年金のほうが有期年金より保険料が安い」は誤り。確定年金は受け取れる可能性が高い分保険料が高い(有期<確定<終身)

  • ・

    「有期年金は保証期間付なら確定年金と同じ」は誤り。保証期間中だけが確定化され、その後は生存要件が復活する(完全に同じではない)

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 金融庁:保険会社向けの総合的な監督指針
内容確認・法改正への対応方針を見る →

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