株式などの価格変動リスクを、分散投資で減らせるかどうかで2つに分けた考え方です。
- ・システマティックリスク:景気や金利など市場全体が受ける影響。銘柄数を増やしても消せない(分散不能リスク)
- ・非システマティックリスク:個別企業の業績不振など、その銘柄固有の事情による影響。銘柄を分散すれば減らせる(分散可能リスク)
「市場全体の話か、その会社だけの話か」で見分けると迷いません。
FP2級から出てくる用語です。3級では覚えなくて大丈夫です。
株式などの価格変動リスクを、分散投資で減らせるかどうかで2つに分けた考え方です。
「市場全体の話か、その会社だけの話か」で見分けると迷いません。
株式などの価格変動リスクは、分散投資で消せるかどうかで2つに分けられます。
表:価格変動リスク2分類(要因と分散投資での消去可否)
組入れ銘柄数を増やしても消しきれず残るのがシステマティック・リスクで、消えるのは個別銘柄要因の非システマティック・リスクです。覚え方は「システマティックは消せない」です。
なお、銘柄数を増やしてもリスクをゼロにはできず、システマティック・リスクの水準で下げ止まります。
ポートフォリオを組むと、リスクとリターンの下がり方が違います。
リスクが加重平均「以下」になるのは、値動きの異なる資産を組み合わせると打ち消し合う効果があるためです。この効果は相関係数によって変わります。
表:相関係数とポートフォリオのリスク低減効果の関係
2資産の相関係数が−1のとき、リスク低減効果は最大になります。
システマティック・リスクを「分散投資で消去できる」としたら誤り。分散で消せないのがシステマティック(市場)リスク。消せるのは非システマティック・リスク
「銘柄数を増やせばリスクをゼロにできる」は誤り。システマティック・リスクの水準で下げ止まる
相関係数の入替えに注意。「相関係数0で2資産は全く同じ値動き」は誤り(全く同じは+1)。「−1で効果なし」「0で効果最大」もすべて誤り
「ポートフォリオのリスクも加重平均と等しくなる」は誤り。リスクは加重平均以下(等しくなるのは期待収益率のほう)
主な一次資料・確認先
システマティック・非システマティックリスクを、問題で身につける
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