債券を発行した国や企業がきちんとお金を返せそうか(返せなくなる危険=信用リスク)を、専門機関がアルファベットなどの記号で評価したものです。いわば借り手の信用の通信簿です。
格付けが高いほど安全とされ利子は低め、低いほど危険とされる代わりに利子は高め、という関係があります。返済の安心度をひと目でわかる記号にしたもの、とイメージするとよいです。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
債券を発行した国や企業がきちんとお金を返せそうか(返せなくなる危険=信用リスク)を、専門機関がアルファベットなどの記号で評価したものです。いわば借り手の信用の通信簿です。
格付けが高いほど安全とされ利子は低め、低いほど危険とされる代わりに利子は高め、という関係があります。返済の安心度をひと目でわかる記号にしたもの、とイメージするとよいです。
格付けは、発行体が元利金をきちんと支払えるか(信用リスク)を評価したものです。投資してよい水準かどうかの境界線が問われます。
表:債券格付けの投資適格・投機的区分
BBB(トリプルB)格相当以上が投資適格、BB(ダブルB)格相当以下が投機的格付けです。信用リスクが高いほど、投資家はその対価として高い利回りを求めます。
格付けの高低は、要求利回りを介して価格につながります。
つまり、信用リスク上昇 → 要求利回り上昇 → 債券価格下落です。
高い利回りは「償還されないかもしれない」リスクの対価(リスクプレミアム)であり、単に人気がないから価格が下がるという説明ではありません。反対に信用力が高まれば、求められる利回りは下がり、他の条件が同じなら価格は上がります。
格付けの扱いについての論点です。
なお、債券のリスクには信用リスク(デフォルトリスク)のほか、流動性リスク、カントリーリスク、途中償還リスクなどがあります。
「格付けが高い債券ほど利回りは高くなる」は誤り。格付けが高い(安全)ほど価格は高く、利回りは低い
「BB格相当以下が投資適格債」は誤り。投資適格はBBB格相当以上(BB以下は投機的)
「信用リスクが高まると価格は上昇し利回りは低下する」は誤り。売られて価格は下落・利回りは上昇する
「BB格相当以下の投機的格付債は投資適格債より利回りが低い」は誤り。信用リスクが高い分利回りは高くなる
債券の格付けを、問題で身につける
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