債券が発行されるときの売り出し値段が、額面と比べて高いか安いかを表す言葉です。額面ちょうどをパー、額面より安いのがアンダーパー、高いのがオーバーパーといいます。満期には額面どおりのお金が戻るので、安く買えば差額が得になり、高く買えば逆になります。「額面を基準に、発行時の値段がどちら側かを表す呼び名」とイメージするとよいです。
FP2級から出てくる用語です。3級では覚えなくて大丈夫です。
債券が発行されるときの売り出し値段が、額面と比べて高いか安いかを表す言葉です。額面ちょうどをパー、額面より安いのがアンダーパー、高いのがオーバーパーといいます。満期には額面どおりのお金が戻るので、安く買えば差額が得になり、高く買えば逆になります。「額面を基準に、発行時の値段がどちら側かを表す呼び名」とイメージするとよいです。
債券の発行価格を額面(100円)と比べた呼び名です。満期には額面どおりのお金が戻るので、発行時に安く買えば得、高く買えば損になります。
表:債券の発行価格別の呼び方と償還時の損益(パー基準)
計算例:アンダーパー98円で買い100円で償還すれば差2円の償還差益。オーバーパー102円で買い100円で償還すれば2円の償還差損。
既発債を時価で買い償還まで保有した場合の利回りが最終利回りです。単利では次の式で求めます。
最終利回り =(表面利率 + 1年あたりの償還差損益)÷ 購入価格 × 100
分子が1年あたりの総収益、分母は額面ではなく購入価格(投下元本)です。
計算例:表面利率1.5円・購入価格101円・残存5年なら 1年あたり償還差損益=(100−101)÷5=−0.2円 1年あたり収益=1.5+(−0.2)=1.3円 最終利回り=1.3÷101×100=1.29% オーバーパー(101円>100円)で買うと償還差損が出るため、表面利率1.5%より最終利回りは低くなります。
「額面100円を上回る価格で発行=アンダーパー」は誤り。額面超はオーバーパー、額面未満がアンダーパー
「割引債(ゼロクーポン債)は額面を上回る価格で発行される」は誤り。割引債は額面を下回る価格で発行される
「オーバーパーで買い償還まで保有すると償還差益が生じる」は誤り。オーバーパーは償還差損(差益が出るのはアンダーパー)
割引債の課税で額面全体に課税するのは誤り。課税されるのは償還差益だけ。税率は20%や20.42%ではなく20.315%
最終利回りの分母を額面にするのは誤り。分母は購入価格(投下元本)
債券の発行価格を、問題で身につける
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