これから先の家計のお金の動きを、年ごとに書き出して見える化した表です。ライフプランニングの中心的な道具として登場します。
- ・ライフイベント表…進学・結婚・住宅購入といった将来の予定を並べた表
- ・キャッシュフロー表…ライフイベント表をもとに、毎年の収支や貯蓄残高を計算した表
「このまま行くとお金は足りるのか」を先回りで確かめるための表です。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
これから先の家計のお金の動きを、年ごとに書き出して見える化した表です。ライフプランニングの中心的な道具として登場します。
「このまま行くとお金は足りるのか」を先回りで確かめるための表です。
キャッシュフロー表の給与収入や基本生活費などの金額は、変動率を加味した将来価値で記載します。
将来価値 = 現在の金額 ×(1 + 変動率)^経過年数(複利で累積)
計算例
前提:現在の基本生活費240万円、変動率年2.0%の3年後。 240 ×(1.02)³ = 240 × 1.061208 = 254.69万円 万円未満四捨五入で 255万円。
計算は「×1.02×3」の単利ではなく、(1.02)³の複利で行います。なお、住宅ローン返済額は金融機関の返済予定表に基づいて記載し、変動率は掛けません。
各年末の貯蓄残高 = 前年末の貯蓄残高 ×(1 + 運用利率)+ その年の年間収支
乗じるのは運用利率で、物価変動率ではありません。年間収支は「収入合計 − 支出合計」です。
計算例
前年末520万円・運用利率年1.0%・年間収支▲35万円(赤字)
525.2 +(▲35)= 490.2万円
計算は「先に運用し、あとから年間収支を加える」順番で行います。「(520+▲35)×1.01」と先に収支を足すのは誤りです(年間収支は期中に発生するため運用対象に含めない)。年間収支がマイナスの年は、残高から差し引きます。
収入欄には、税・社会保険料を引く前の額面ではなく可処分所得(手取り)を記入します。実際に使えるお金で家計を見るためです。
将来の予定を並べたライフイベント表は現在価値で記載します。それをもとに毎年の収支・残高を計算するキャッシュフロー表は将来価値で記載します。この対比も頻出です。
表:ライフプラン3資料が記載する価額(現在価値・将来価値・時価)
貯蓄残高に「(1+物価変動率)」を乗じるのは誤り。乗じるのは運用利率(変動率は収入・支出の見積りに使う)
貯蓄残高で「(前年末残高+年間収支)×(1+運用利率)」と先に収支を足すのは誤り。先に運用してから年間収支を加える
将来価値を「×変動率×年数」の単利で求めるのは誤り。正しくは×(1+変動率)^経過年数の複利
収入欄に税・社会保険料控除前の額面の年収を記入するのは誤り。記入するのは可処分所得(手取り)
「ライフイベント表は将来価値・キャッシュフロー表は現在価値」と入れ替えるのは誤り。ライフイベント表=現在価値、キャッシュフロー表=将来価値
主な一次資料・確認先
キャッシュフロー表を、問題で身につける
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