金融機関などの特定事業者に、口座開設等での取引時確認、記録保存、疑わしい取引の届出などを求める法律です。犯罪で得た資金の洗浄やテロ資金供与に金融サービスが使われるのを防ぎます。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
金融機関などの特定事業者に、口座開設等での取引時確認、記録保存、疑わしい取引の届出などを求める法律です。犯罪で得た資金の洗浄やテロ資金供与に金融サービスが使われるのを防ぎます。
特定事業者に課される主な義務は次のとおりです。
本人確認を厳格にし、後から資金の流れを追跡できるよう記録を残すことで、犯罪収益の移転経路を断つ仕組みです。
確認する事項は、顧客が個人か法人かで変わります。
表:取引時確認の主な確認事項
本人特定事項+取引目的+職業(事業内容)のセットで確認する、と覚えます。本人特定事項は運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類で確認します。
なりすましの疑いがある取引などは「ハイリスク取引」として、通常より厳格な方法での確認が求められます。
特定事業者は、受け取った財産が犯罪による収益である疑いなどがあるとき、行政庁へ疑わしい取引の届出をしなければなりません。
「怪しいと思ったら本人に確認してから届け出る」という運用は、制度の趣旨に反します。顧客に知らせずに届け出る点が特徴です。
取引時確認記録・取引記録の保存期間を5年とするひっかけに注意。原則7年
取引時確認は氏名だけを確認すればよいとするのは誤り。本人特定事項や取引目的などを確認する
すべての事業者へ一律に同じ義務を課す法律とするのは誤り。金融機関など法律上の特定事業者が中心
顧客保護のための適合性原則だけを定める法律と混同しない。主眼はマネー・ローンダリング等の防止
主な一次資料・確認先
犯罪収益移転防止法を、問題で身につける
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