コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›金融資産運用

投資信託の運用手法

3級から

FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。

投資信託のお金の運用スタイルの二大方針です。パッシブ(インデックス)運用は日経平均などの指数に連動することを目指す、いわば市場平均どおりを狙う方針。アクティブ運用は指数を上回る成績を目指して、銘柄を厳選する方針です。手をかける分アクティブは費用が高めになりがち、というイメージをつかんでおくとよいです。

パッシブ運用とアクティブ運用

運用スタイルの二大方針です。判定軸は「ベンチマーク(日経平均株価・TOPIX・S&P500などの指数)に対してどう振る舞うか」です。

表:パッシブ運用とアクティブ運用の目標と信託報酬

パッシブ運用の代表がインデックスファンド。手をかけるアクティブ運用のほうが信託報酬は高い傾向があります。

アプローチと銘柄選択(対になる用語)

アクティブ運用の中身は、対になる用語で整理します。

アクティブ運用では、対になる用語の違いを押さえます。

  • ・トップダウン / ボトムアップ:マクロ経済分析から国・業種配分を決める / 個別企業の調査・分析を積み上げて銘柄選定
  • ・バリュー投資 / グロース投資:低PER・低PBRの割安株を選ぶ / 将来の成長性が高い銘柄を選ぶ

グロース投資は、将来の増収増益が見込める成長株を組み入れます。この単元はほぼすべて対になる用語の定義入替えで出題されるので、どちらがどちらかを正確に覚えるのが得点源です。

マーケット・ニュートラル運用

マーケット・ニュートラル運用は、割安な銘柄の買い(ロング)と割高な銘柄の売り(ショート)をほぼ同額組み合わせ、市場全体の値動きの影響を抑えつつ収益を狙う手法です。相場全体の上下に左右されにくいリターンを目指す絶対収益型で、「市場に連動させて上昇相場で超過収益を狙う」ものではありません。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「パッシブ運用はベンチマークを上回る成果を目指す」は誤り。上回るのはアクティブ運用で、パッシブは連動を目指す

  • ・

    「パッシブ運用のほうが信託報酬は高い」は誤り。アクティブ運用のほうが信託報酬は高い傾向

  • ・

    「トップダウン・アプローチは個別企業の調査を積み上げる」は誤り。積み上げはボトムアップで、トップダウンはマクロ経済分析から

  • ・

    「グロース投資は株価が割安な銘柄に投資する」は誤り。割安株はバリュー投資で、グロースは成長性重視

  • ・

    「マーケット・ニュートラル運用は市場に連動させ上昇相場で超過収益を狙う」は誤り。買いと売りで市場変動の影響を中立化する手法

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 日本取引所グループ:株式
  • 金融庁:所管法令等
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関連用語

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  • 指値注文と成行注文
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