世帯主に万一のことがあったとき、遺された家族が生活していくために「あといくら保険で備えればよいか」という不足額のことです。
必要保障額 = 遺族の支出見込総額 − 遺族の収入見込総額
支出には遺族の生活費・住居費・教育費などが入ります。収入には遺族年金・配偶者の収入・保有金融資産・死亡退職金などが入ります。「支出から収入を引く」向きを逆にしないよう注意します。
必要保障額は末子が誕生したころに最も大きくなりやすく、その後は子の成長とともに減っていくのが一般的です。ただし住宅の購入、離職、進路の変更などで後から増えることもあるため、定期的に再計算します。そのため、保障額が年々減っていく逓減定期保険や収入保障保険と相性がよいとされます。
また、団体信用生命保険付きの住宅ローンは、世帯主の死亡で残債が完済されます。その残債務は必要保障額の計算上、遺族の支出に含めません。