コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›リスク管理(保険)

失効と復活

2級から

FP2級から出てくる用語です。3級では覚えなくて大丈夫です。

保険料を払込猶予期間内に払い込めないと、契約の効力がなくなります。これを失効といいます。失効してもすぐに終わりではなく、所定の期間内であれば「復活」させて契約を元に戻せます。

  • ・復活には、延滞していた保険料をまとめて払い込むことに加えて、あらためて告知(または診査)が必要です。
  • ・健康状態が悪化していると、復活できないこともあります。

「一時停止した契約を、手続きをして再スタートさせる」のが復活、というイメージです。

失効するとき2級からひらく ▼とじる ▲

保険料を払込猶予期間内に払い込めず、さらに自動振替貸付もできない場合、契約は効力を失います。これを失効といいます。

自動振替貸付は、解約返戻金の範囲内で保険会社が未払保険料を立て替え、契約を継続させる制度です。掛け捨て型など解約返戻金がほとんどない契約では、立て替える原資がないため使えません。その結果、失効しやすくなります。

失効を防ぐのが自動振替貸付、失効後の立て直しが復活という順序で整理しましょう。

復活の要件2級からひらく ▼とじる ▲

失効した契約は、約款所定の期間内(3年以内が一例)であれば復活させて元に戻せます。復活に必要なのは次の2つで、いずれも保険会社が承諾してから効力が再開します。

  • ・失効期間中に延滞していた保険料(必要に応じて利息を含む)をまとめて払い込むこと
  • ・あらためて告知(または診査)を受けること

期限・利息・必要書類・効力が再開する日は約款により異なります。健康状態が悪化していると、復活を謝絶される(断られる)ことがあります。

復活後の保険料は失効前の保険料率がそのまま適用され、復活時の年齢では再計算されません(年齢・料率で再計算するのは契約転換)。なお、失効している期間中に生じた事故は保障されません。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「復活後の保険料は復活時の年齢・保険料率で再計算される」は誤り。復活は失効前の保険料率がそのまま適用(再計算するのは契約転換)

  • ・

    「復活にあたり告知・診査は不要」は誤り。復活には告知(または診査)が必要で、健康状態次第で謝絶されることもある

  • ・

    「失効後は一定期間内でもいかなる場合も復活できない」は誤り。所定期間内なら告知等のうえ復活できる

  • ・

    失効を防ぐ自動振替貸付と、失効後に立て直す復活の順序を入れ替える構成に注意

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 金融庁:保険会社向けの総合的な監督指針
内容確認・法改正への対応方針を見る →

関連用語

  • 予定基礎率
  • 生命保険料の仕組み
  • 告知義務
  • 払込猶予期間
  • 契約者貸付
  • 自動振替貸付
  • 払済保険・延長保険
  • 契約転換制度

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