コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›金融資産運用

単利・複利

3級から

FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。

どちらもお金を運用したときの利息の計算方法です。元本だけに利息がつくか、利息にもさらに利息がつくかで呼び方が変わります。

  • ・単利:最初に預けた元本にだけ利息がつく計算方法
  • ・複利:ついた利息を元本に組み入れて、その合計に次の利息がつく計算方法(1年ごとなら1年複利、半年ごとなら半年複利)

同じ利率・期間なら、複利のほうが受取総額は多くなります。

単利と複利の違いと計算式

どちらもお金を運用したときの利息の計算方法で、利息にさらに利息がつくかどうかが違います。

  • ・単利:最初に預けた元本にだけ利息がつく。利息 = 元本×利率×年数
  • ・複利:ついた利息を元本に組み入れ、その合計に次の利息がつく。1年ごとなら1年複利、半年ごとなら半年複利

複利の元利合計 = 元本 ×(1+利率)^年数で求めます。同じ利率・期間なら複利のほうが受取総額は多くなり、期間が長いほど単利との差は大きくなります。

複利の計算例

例①:元本100万円・年利2%・2年(1年複利) 1,000,000 ×(1+0.02)^2 = 1,000,000 × 1.0404 = 1,040,400円 単利なら利息は

1,000,000×0.02×2 = 40,000円

元利合計1,040,000円で、複利の方が400円多くなります。

例②:元本100万円・年利0.5%・3年(1年複利) 1,000,000 × 1.005^3 ≒ 1,015,075円 単利なら利息は

1,000,000×0.5%×3年 = 15,000円

元利合計1,015,000円で、複利の方がわずかに多くなります。

計算式は次のとおりです。

  • ・複利の元利合計:元本×(1+利率)^年数
  • ・単利の利息:元本×利率×年数

商品ごとの単利・複利の区分

貯蓄型商品では、どの型を誰が使えるかが問われます。

表:主な定期預金商品の単利・複利型と利用者・預入条件

スーパー定期の半年複利型を利用できるのは個人に限られ、単利型は法人も利用できます。大口定期預金は預入金額1,000万円以上・単利型のみです。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「スーパー定期の半年複利型は法人も利用できる」は誤り。半年複利型は個人のみ(単利型は個人・法人とも可)。利用主体をすり替えるのが定番

  • ・

    「大口定期預金に複利型がある」は誤り。大口定期は1,000万円以上・単利型のみ

  • ・

    複利の元利合計を単利の式で求めると誤り。複利は元本×(1+利率)^年数で、利息にも利息がつく

  • ・

    同じ利率・期間なら受取総額は複利>単利。単利の方が多いとするのは誤りで、期間が長いほど差は開く

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 日本銀行:統計
  • 金融庁:所管法令等
内容確認・法改正への対応方針を見る →

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