コツコツFP用語辞典
コツコツFP 用語辞典›リスク管理(保険)

収入保障保険

3級から

FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。

亡くなったときにまとまった一時金ではなく、毎月のお給料のように分割で保険金を受け取る、死亡保障の保険です。保険期間が経過するほど残りの受取期間が短くなるので、実質的な保障額は年々減っていきます。

  • ・一時金でまとめて受け取ることもできます。ただし、その場合は受取総額が年金形式より少なくなります(早くもらう分、割り引かれるため)。
  • ・「遺族の生活費をならして支える」設計なので、必要保障額の考え方に近い形の保険といえます。

残りの期間が短くなるほど保障も小さくなる、「減っていく生命保険」と覚えるとイメージしやすいです。

受取総額が逓減するしくみ

収入保障保険は、死亡保険金を年金形式(毎月・毎年の分割)で受け取る定期保険です。死亡した時点から契約満了まで年金を受け取ります。そのため保険期間が経過して残りの受取期間が短くなるほど、受け取れる年金の総額は少なくなります(逓減型)。

  • ・「契約からの経過にかかわらず常に一定額の総額が受け取れる」わけではありません
  • ・子の独立に向けて必要保障額が減っていく子育て世帯の遺族保障に向いています

一時金受取と年金受取の違い

年金形式に代えて、死亡保険金を一時金(一括)で受け取ることもできます。

ただし、一時金の受取額は年金形式で受け取る場合の受取総額よりも少なくなります。将来受け取る年金を現在価値に割り引くため名目の総額が小さくなるだけで、損をするという意味ではありません。

  • ・一時金 < 年金形式の受取総額
  • ・「一時金でも年金受取総額と同額(または多く)受け取れる」は誤り

平準定期保険との比較(保障額・受取方法・保険料)

平準定期保険との違い

同じ「定期保険」の仲間でも、保障額が一定の平準定期保険と、保障が逓減していく収入保障保険では性格が異なります。

表:収入保障保険と平準定期保険の比較

受取総額が経過とともに減っていく分、同じ当初の保障額なら保険料は一般に割安になります。

⚠️ 試験のひっかけポイント

  • ・

    「収入保障保険は経過にかかわらず常に一定額の保険金総額を受け取れる」は誤り。残りの受取期間が短くなるため受取総額は逓減する

  • ・

    「死亡保険金を一時金で受け取ると年金形式の受取総額より多くなる」は誤り。将来分を割り引くため年金形式の受取総額より少なくなる

  • ・

    「一時金でも年金受取総額と同額を受け取れる」は誤り。一時金は割引後なので年金総額より少ない

執筆・編集:コツコツFP編集部/編集長:Taro

内容の確認情報

主な一次資料・確認先

  • 金融庁:保険会社向けの総合的な監督指針
内容確認・法改正への対応方針を見る →

関連用語

  • 予定基礎率
  • 生命保険料の仕組み
  • 告知義務
  • 払込猶予期間
  • 失効と復活
  • 契約者貸付
  • 自動振替貸付
  • 払済保険・延長保険

アプリで解いて覚える

App Storeで無料コツコツ FP3級App Storeで無料コツコツ FP2級
コツコツFPについて詳しく見る →

読みもの

FP学習コラム読む →アプリのはなし準備中 →

収入保障保険を、問題で身につける

『コツコツ』は、この用語が出る一問一答から本試験レベルの問題まで“つい解いてしまう”学習アプリ。まちがえた問題は忘れかけた頃に自動でまた出るから、用語がちゃんと記憶に残ります。FP3級・FP2級、どちらも無料ではじめられます。

アプリについて詳しく見る →
App Storeで無料コツコツ FP3級
コツコツ FP3級をスマホで開くQRコードスマホで開く
App Storeで無料コツコツ FP2級
コツコツ FP2級をスマホで開くQRコードスマホで開く

本用語集は試験対策用の一般情報です。個別相談ではありません。詳細・編集方針

← 用語集の一覧へもどるリスク管理(保険)の用語一覧コツコツFP(FP3級・2級の独学アプリ)FP学習コラムアプリのはなし(準備中)