厚生年金の受給者に、生計を維持している家族がいるときに上乗せされる「年金版の家族手当」です。老齢厚生年金の本体(報酬比例部分)にプラスして支給されます。
加算されるには、厚生年金の加入期間が原則20年以上あることが条件です。対象になる家族は次のとおりです。
- ・65歳未満の配偶者(配偶者自身が一定以上の年金を受けられる場合などは対象外)
- ・18歳到達年度末までの子(障害等級1・2級なら20歳未満)
配偶者への加給年金は、その配偶者が65歳になって自分の老齢基礎年金を受け始めると打ち切られます。代わりに、配偶者自身の老齢基礎年金へ振替加算が上乗せされます(=「加給年金」から「振替加算」へのバトンタッチ)。「養う相手が自分の年金を持つまでのつなぎ」と捉えると位置づけがつかめます。