持っている土地を遊ばせず、収益を生むように活用するときのやり方の種類のことです。自分で建てるか、業者と組むか、土地を貸すかなどで方式が分かれます。
手元の資金、どこまで自分でリスクを負うか、誰が建物を持つかによって、自分に合った進め方を選びます。それぞれ長所と短所があります。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
持っている土地を遊ばせず、収益を生むように活用するときのやり方の種類のことです。自分で建てるか、業者と組むか、土地を貸すかなどで方式が分かれます。
手元の資金、どこまで自分でリスクを負うか、誰が建物を持つかによって、自分に合った進め方を選びます。それぞれ長所と短所があります。
土地活用の事業方式は「建設資金を誰が負担するか」「建物を誰が所有するか」の対応関係で整理すると迷いません。ここがそのまま出題の核心です。
表:土地活用の事業方式の比較(建設資金・土地名義・建物所有)
事業受託方式は、デベロッパーが企画・建築・管理運営を受託しますが、建設資金を調達するのは土地所有者自身(金融機関からの借入れ等)です。「資金も土地・建物の名義も土地所有者のまま」が事業受託方式の核心です。
等価交換方式は、土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建設資金を負担して、出資割合に応じて完成した建物(区分所有権)と土地を取得する方式です。資金負担がゼロ・借入れが不要なのが最大のメリットです。
その代わり、土地所有者は建物取得の対価として土地の所有権の一部(または全部)を手放します。土地をまったく手放さずに建物を取得できるわけではありません。
譲渡の仕方には2種類あります。
先祖代々の土地の所有権を維持したい人には、一部を手放す等価交換方式は向かないとされます。
この2つは「建物を誰が持つか」が正反対なので、セットで押さえると混同しません。
建設協力金方式
入居予定のテナント(コンビニ・クリニック等)から建設資金の全部または一部を借り受けて、土地所有者が建物を建設・所有する方式です。テナントはあくまで資金の貸し手+借家人で、建物を所有するわけではありません。借りた建設協力金は、賃料の一部と相殺する形などで返済していく借入金としての性格を持ちます。テナント仕様の建物になるため退去後の汎用性が低く、ロードサイド店舗でよく使われます。
定期借地権方式
土地を借地人に貸し、借地人が建物を建設・所有する方式です。契約期間中は原則として中途解約ができず、期間満了時には土地を更地にして返還してもらう必要があります。
事業受託方式で「建設資金をデベロッパーが調達する」は誤り。資金を調達するのは土地所有者自身(借入れ等)。デベロッパーは企画・建築・管理運営の受託にとどまる
建設協力金方式で「建物の所有権はテナントに帰属する」は誤り。建物を所有するのは土地所有者。テナントは資金の貸し手+借家人
等価交換方式で「土地所有者は土地の所有権をまったく手放さずに建物を取得できる」は誤り。対価として土地の一部(または全部)を手放す
等価交換方式の建設資金を「土地所有者が金融機関からの借入れで自ら調達する」は誤り。建設資金はデベロッパーが負担(資金負担ゼロ・借入れ不要がメリット)
定期借地権方式で「土地所有者が建物を建設して所有する」は誤り。建物を建設・所有するのは借地人
事業受託方式で「土地所有者は土地の所有権を手放す」は誤り。土地も建物も手放さない
主な一次資料・確認先
土地の有効活用(事業方式)を、問題で身につける
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