企業などがお金を調達するときの2つのルートです。
- ・直接金融 …株式や社債の発行など、投資家から直接お金を集める方法。投資家が株式・債券を直接保有し、発行体のリスクを投資家自身が負います。証券会社が売買を仲介しても、リスクを負うのは投資家なので直接金融です。
- ・間接金融 …銀行からの融資など。銀行が預金者から集めたお金を元手に貸し出し、貸出先の信用リスクは銀行が負います。
お金の出し手が、最終的な借り手のリスクを直接負うかどうかで見分けます。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
企業などがお金を調達するときの2つのルートです。
お金の出し手が、最終的な借り手のリスクを直接負うかどうかで見分けます。
表:直接金融と間接金融の比較
証券会社は売買の仲介(取次ぎ)をするだけで、投資家に代わってリスクを負うわけではありません。そのため証券会社が間に入っても直接金融のままです。
間接金融では、貸出先が倒れても預金者は原則として守られます。その代わり、リスクを負う銀行が利ざやを取るため、預金者の受け取る利息は小さくなります。直接金融は投資家自身がリスクを負う分、高いリターンを期待できます。
試験では、資金調達の具体例を挙げて直接金融か間接金融かを判定させます。
表:資金調達・運用の例と分類
最終的な出し手と借り手の間に、自分のリスクで資金を仲立ちする金融機関がいるかが判断軸です。いれば間接金融、いなければ直接金融です。
なお、相対取引(取引所を通さず当事者どうしで行う取引)は取引方法の分類です。直接金融・間接金融という資金調達の分類とは軸が異なるため、混同しないようにします。
「証券会社が仲介するから間接金融」は誤り。仲介者の有無ではなく、お金の出し手が発行体のリスクを直接負うか(直接金融)、銀行が貸出先の信用リスクを負うか(間接金融)で区別する
直接金融・間接金融を、問題で身につける
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