世の中の金利(市中金利)は、景気・物価・為替・お金の量などの要因で上下します。基本は「お金を借りたい人が多い(資金需要が強い)と金利は上がり、貸せるお金が余ると金利は下がる」という需給の関係で判断できます。
- ・金利の上昇要因:景気の拡張/物価の上昇(インフレ)/円安(輸入物価の上昇)/通貨供給量の減少(金融引締め)
- ・金利の低下要因:景気の後退/物価の下落(デフレ)/円高/金融緩和
景気が良くなると企業は設備投資などのためにお金を借りたがり、資金需要が高まるので金利は上がりやすくなります。
表:市中金利の変動要因と上昇・低下の方向(景気・物価・為替)
※試験では「景気拡張は金利の低下要因」のように、要因と金利の方向を逆にしたひっかけが定番です。 ※この表の方向は他の条件が同じ場合の整理です。たとえば円安は、輸入物価の上昇を通じて金利の上昇圧力になり得る、という関係を表しています。