財産をあげる代わりに、もらう人に一定の負担(義務)を負わせる贈与です。たとえば「この土地をあげるが、残っているローン(借入金)はあなたが引き継いでね」というような贈与です。
贈与税での特別な評価
- ・負担付贈与で土地や建物をもらったときは、その不動産を通常の取引価額(時価)で評価し、そこから負担額を差し引いた金額に贈与税がかかります。
- ・ふつうの贈与では、土地・建物は相続税評価額(路線価など)で評価します。負担付贈与のときだけ「時価」になる、という点が最大のポイントです。
なぜ時価なのか
- ・路線価は時価より低め(公示価格の約8割)。もし負担付贈与でも路線価で評価できると、「時価3,000万円の土地を、2,400万円のローンつきで贈与」といった形で評価の差を使った課税逃れができてしまいます。これを防ぐための取扱いです。
ここも押さえる
- ・受贈者が引き受けた債務の利益を第三者が受ける場合、その利益相当額は第三者への贈与として課税されることがあります。