会社員・公務員が、老齢基礎年金の上乗せとして受け取る2階部分の年金です。1階(老齢基礎年金)が「全員一律の土台」なのに対し、2階は現役時代の給料(標準報酬)と加入期間に比例して増える「働きに応じた上乗せ」。本体はこの報酬比例部分です。
受け取るには、老齢基礎年金の受給資格期間(10年)を満たし、厚生年金の加入が1か月以上あること。原則65歳から支給されます。ただし生年月日によっては、65歳前から受け取れる「特別支給の老齢厚生年金」の対象になることもあります(こちらは厚年1年以上が要件)。
65歳からの年金は「本体+加算+オプション」で捉えると整理できます。
- ・報酬比例部分…本体。給料と加入月数に比例して決まる。
- ・経過的加算…1階に反映されない期間を穴埋めする加算。
- ・加給年金…年下の配偶者などを養うときの「年金版の家族手当」。
- ・在職老齢年金…働きながら受け取ると、給与と年金の合計額に応じて一部が支給停止。