会社の「支払い能力・つぶれにくさ」を数字で見るための指標です。企業の財務分析の分野で登場します。
- ・自己資本比率…全体の元手のうち、返さなくてよいお金(自己資本)がどれくらいか
- ・流動比率…すぐ返すべき借金を、すぐ用意できるお金でどれだけ賄えるか
「この会社は倒れにくいか・きちんと払えるか」を見るものさしと捉えると、各指標の意味がつながります。
FP2級から出てくる用語です。3級では覚えなくて大丈夫です。
会社の「支払い能力・つぶれにくさ」を数字で見るための指標です。企業の財務分析の分野で登場します。
「この会社は倒れにくいか・きちんと払えるか」を見るものさしと捉えると、各指標の意味がつながります。
自己資本比率は「全体の元手のうち、返さなくてよい自前の資金がどれだけあるか」を見る指標です。
自己資本比率(%)= 自己資本 ÷ 総資産 × 100
分母は総資産(負債+純資産)で、総負債ではありません。数値が高いほど財務の安全性が高いと判断されます。
混同しやすいROE(自己資本利益率)は、当期純利益を自己資本で除して求めます(総資産で割るのではありません)。
短期の支払能力(すぐ返すべき借金を、すぐ用意できるお金で賄えるか)を見る指標です。
流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債 × 100
1年以内に返す借金を、1年以内に現金化できる資産でどれだけカバーできるかを見ます。数値が高いほど短期の支払能力が高く安全です。
当座比率は、分子を換金性の高い当座資産(現金・預金・売掛金等)に絞った指標です。こちらも高いほど安全です。
指標ごとに望ましい方向が違うため、まとめて押さえます。
表:安全性指標の計算式と望ましい方向
安全性分析は基本的に「資産÷負債」で高いほど安全です。一方、固定比率だけは向きが逆で低いほど安全とされ、高低の混同が狙われます。
自己資本比率を「自己資本÷総負債×100」とするのは誤り。分母は総資産(負債+純資産)
「流動比率は数値が低いほど短期的な支払能力が高い」は誤り。高いほど支払能力が高く安全
「固定比率は数値が高いほど財務の安全性が高い」は誤り。固定比率は低いほど安全
「ROE(自己資本利益率)は当期純利益を総資産で除して求める」は誤り。自己資本で除して求める
流動比率の分子・分母を逆(流動負債÷流動資産)にするのは誤り。流動資産÷流動負債
主な一次資料・確認先
財務分析(安全性指標)を、問題で身につける
『コツコツ』は、この用語が出る一問一答から本試験レベルの問題まで“つい解いてしまう”学習アプリ。まちがえた問題は忘れかけた頃に自動でまた出るから、用語がちゃんと記憶に残ります。FP3級・FP2級、どちらも無料ではじめられます。
アプリについて詳しく見る →本用語集は試験対策用の一般情報です。個別相談ではありません。詳細・編集方針