ドルやユーロなど、外国の通貨で運用する金融商品です。外貨預金や外貨建て債券などがあります。
日本より金利が高い通貨で利息を得られることがあります。一方、為替リスクがあり、円安では円換算額が増え、円高では減るのが基本です。
FP3級から出てくる用語です。2級・1級でも必要になります。
ドルやユーロなど、外国の通貨で運用する金融商品です。外貨預金や外貨建て債券などがあります。
日本より金利が高い通貨で利息を得られることがあります。一方、為替リスクがあり、円安では円換算額が増え、円高では減るのが基本です。
外貨取引の計算問題は、どのレートを使うかで勝負が決まります。
S=Sell・B=Buyは銀行が主語です。
表:TTS・TTM・TTBの意味と円⇄外貨の適用場面
覚え方は「Start(預入れ)はS、Back(円に戻す)はB」。TTSは仲値よりやや高く、TTBはやや安く設定され、TTSとTTBの差(スプレッド)が金融機関の為替手数料です。円換算利回りの問題では「TTSで預けてTTBで戻す」の一手順だけで、TTM(仲値)はダミーとして置かれます。
同じ外貨商品でも、性格と課税がまったく異なります。
表:外貨定期預金と外貨建てMMFの比較(為替予約/中途換金/課税)
外貨建てMMFは外貨建ての公社債(短期債券)で運用される公社債投資信託で、株式は組み入れません。毎日決算・分配(再投資)され、購入時手数料・信託財産留保額はかかりません。売却益(為替差益を含む)は上場株式等と同様に申告分離課税で、譲渡損失は上場株式等と損益通算できます。
外国債券は「どの通貨か」「どの局面で通貨が変わるか」で分類します。為替リスクの有無は何建てかで決まります。
表:外国債券の種類別にみる発行通貨と為替リスク(サムライ債/ショーグン債ほか)
デュアル系は「外貨になるのが償還か利払いか」の一点だけが違います。なお、為替予約(ヘッジ)をすると円高でも予約レートで守られる一方、円安に振れても予約レートでしか換えられません(有利な方は選べない)。
レートの取り違えが最頻出。円→外貨(預入)はTTS、外貨→円(払戻)はTTB。逆に使わせる誤答が定番で、TTM(仲値)は計算に使わないダミー
「円高に変動すると円換算利回りが上昇」は誤り。外貨を持つ人にとって円安が得(為替差益)、円高は損(為替差損)
「国内銀行の外貨預金は預金保険で保護される」は誤り。外貨預金は預金保険制度の対象外
「外貨建てMMFは為替予約を付せる」は誤り。外貨建てMMFは為替予約不可(外貨定期預金は可)
為替差益の所得区分のすり替えに注意。予約なしの外貨預金は雑所得・総合課税、外貨建てMMFの売却益は申告分離課税20.315%
「リバースデュアルカレンシー債は償還が外貨」は誤り。デュアル=償還が外貨、リバース=利払いが外貨
主な一次資料・確認先
外貨建て金融商品を、問題で身につける
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